千葉短期大学・千葉商科大学におけるコンピュータ利用は、新たなメディアを活用し、それらを自在に組み合わせて新しい環境を作り出すことのできる人材の育成を目的としている。このため、文科系の学生に対しても、通常のリテラシ教育のみならずソフトウェア工学の理論に基づく、開発ベースの実践的な授業を行っている。本報告では、実際の授業で組織したプロジェクトであるCD-ROM、およびインターネット上の卒業アルバム構築を例に、それぞれの開発工程を明確に示し、議論を行った。 共著者:加藤寛、柏木将宏 (共同発表のため分担は不可能)