Academic Theses

Basic information

Name OGURO, Takeshi
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Title

WH-Sentences in Japanese and the Speech Act Structure

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Sole Author

Summary

CPの上に発話行為に関わる投射があるというMiyagawa (2012)の分析を拡張し,modalを伴う「だろうか」で終わる推測疑問文と感嘆文,「ものか」で終わる修辞疑問文の特性を考察した。本論では,これらの文においてCPの上に当該投射が存在するが,それはMiyagawaの指摘するhearer orientedなものではなく,modalによるspeaker orientedな一致のために動機づけられていると主張した。さらに,modalを伴う推測疑問文が付加部として使われるという事実を指摘し,そのような場合には発話行為投射がmodalによって引き起こされており,その主要部が「か」を選択しているという構造が生じ,「か」は主要部に選択されねばならないというMiyagawaの指摘に一致すると示した。

Magazine(name)

Proceedings of the Florida Linguistics Yearly Meeting (FLYM) 2. 1-12.

Volume

Date of Issue

2015/08