『入門的な簿記検定試験の現状-全経簿記検定4級の分析-』
本稿では,今まで大学の簿記教育でほとんど検討されることがなかった入門的な簿記検定試験の現状について考察している。具体的には全経簿記検定4級「商業簿記」が入門簿記としてどのような特徴があり,どのような出題傾向にあるのかを過去5年間15回分の検定試験問題をもとに分析を行っている。
『千葉商大論叢』
第49巻第2号