『近世都市の社会史』 第4章「統計が語る都市生活」担当、菊池万雄編著
近世においてわが国の多くの城下町は、全国中央市場すなわち、江戸、大坂、京都との交易を通して地方都市の中枢として発展をみた。本書は江戸時代の城下町の都市構造、都市生活、生産と流通、地域社会の成り立ち、郊外農村と都市、等、近世期における都市の社会史を歴史地理学の視点からかかれたものであり、筆者は流通について担当、執筆している。
名著出版