研究の初期は、ドイツ会計学であったが、後年、 ドイツ会計学を見本類型とした日本会計学説史及び学説研究を行ってきた。最近では、現代会計学の批判的分析の研究を行っている。
静態論、動態論の立場から日本における会計学の発展過程を研究していた。 このことが、会計ビッグバンによってもたらされた、資産、負債アプローチ、 収益、費用アプローチの解明に有意義なものとなっている。 そのため、国際会計や会社法会計にも研究範囲を拡大している。 大学院の講義・ゼミとも、会計の理論的側面から、現在の制度会計の研究を行っている。