『会計学概論』

会計学体系の中で、「原価計算」と「管理会計」は、いずれも企業の内部活動を記録・計算し、これを経営管理に役立たせる個別分野である。原価計算では、製品原価を中心に、部門別原価、工程別原価、要素別原価など各種の原価を測定する。管理会計上では、これらの原価情報をもとに、業務の計画および経営構造の計画をし、結果について業務などの統制評価を実施する。具体的には、長期利益計画、短期利益計画、設備投資計画、予算編成および予算統制、原価管理、資金管理、内部監査などにとって必要な原価情報が得られる。（pp．77－101）第8章：原価計算、第9章：管理会計担当（共著者：林壽雄、高屋和彦、白木俊彦、佐藤正雄）

産能短大通信教育部