倒産企業の再生条件(講演会)
CUC中小企業経営セミナー(千葉商科大学)
ヤオハン・ジャパンは、平成9年9月18日、静岡地方裁判所に会社更生法の適用を申請して事実上倒産した。同社の倒産の遠因は「過大な設備投資と関連会社への投融資」で、その直接的な原因は、経営環境の変化による売り上げの落ち込みと支払い金利の急増が収益を圧迫し、運転資本を極度に減少させたことであろう。本セミナーでは、ヤオハン・ジャパンの企業評価分析をおこない、資本固定化と収益性、流動性および資本固定化と運転資本不足との関連性を解説した。