企業倒産の研究(単著)
本書は、これまで筆者が執筆した企業倒産に関わる問題の中から、企業倒産の意味、実態、経済特性、法制度、企業成長ならびに経済環境の変化との関連性を中心に論じたものである。企業倒産の研究には、研究成果の比較可能性と研究の連続性が必要であり、それが倒産研究の深化・発展に繋がるものと考える。そのために、倒産研究は、企業評価の視点から統一的、包括的に倒産現象の本質を追究し、可能なかぎり企業倒産の理論構築が必要であるというのが筆者の1つの主張であり、本書でこれを理論的かつ実証的に解明した。
同文舘