「プロモーション・メッセージにおける聴覚効果の意義と新認識(査読付き)」
広告戦略研究においてほとんど重視されていなかった広告市場表現要素としての「音」の問題を、ブランド名・BGM・CMといった聴覚情報の問題と絡めながら論じたものである。また、見落とされていた聴覚的要因の重要性を論証しようとしたものである。従来の社会科学や心理学的接近ではなく、購買のきっかけとなる「注意」に焦点を当て記憶との関係・脳科学等の観点から考察している。これにより、企業の商品市場戦略において、改めて広告表現の新たな重視点明らかにした。
明治大学大学院博士論文