「地方」からみた日本のアパレル産業-岐阜アパレル産地を事例として-
日本流通学会中部部会公開シンポジウム(名城大学名駅サテライトキャンパス)
東京・大阪の有力アパレル企業は百貨店向けブランド衣料が中心であるのに対して、岐阜は量販店向けのコモディティ衣料を中心とした。岐阜アパレル企業の経営発展は、都市型アパレル企業の経営発展とは異なるものであり、「地方型」と呼べるもうひとつのアパレル産業であった。本発表では、地方型アパレル産業の特徴及び発展要因と岐阜アパレル企業の組織能力について検討した。