時代の変化に対応した介護福祉士養成教育

第64回日本社会福祉学会（佛教大学）

介護福祉士には、高度な知識・技術・価値観を持つ専門性が求められ、養成教育を通して優れて高い知性を身に付けることが求められている。介護福祉サービスをはじめ、介護福祉人材の需要も変化してきているため、介護福祉士養成教育の方法についても、時代の変化に対応したものである必要がある。介護福祉の実践現場では慢性的な人材不足が指摘されていることもあり、即戦力として活躍できる人材が必要とされている。さらには将来的なビジョンとして、施設や法人全体をマネジメントできる人材が必要とされている。その意味でも養成教育においても、実践現場で求められている人材を育成するための環境を整える必要がある。本研究では、時代の変化に対応した介護福祉士養成教育の方法について研究を行うことを目的とした。