「ローマ法源解釈とフランス絶対主義」
早稲田大学西洋史研究会
絶対主義の語源となったローマ法源("princeps legibus solutus est")と、その後の法源解釈の具体的な過程を史料から明らかにするかたちで報告した。ここでは、特にフランス絶対主義の成立に関連させ、従来等閑視されてきたその法学的な側面に注目し、法文史料としてのローマ法源とその中世における解釈を中心にとりあげて論じた。