本書は大学での管理会計論の教科書として、内容が新しく、網羅的、包括的であること、執筆者の独自の見解や主張よりは一般的な見解、解釈に従うこと、各章末に研究課題とその研究に効果的な参考書を掲げた。第1章管理会計の意義・領域。第2章管理会計の史的展開。第3章管理会計の基礎的諸概念。第4章意思決定会計。第5章業績評価会計。第6章情報システムとしての管理会計。第7章長期利益計画。第8章設備投資の意思決定。第9章利益管理。第10章予算管理。第11章原価管理。第12章事業部管理会計。車戸實編。執筆者稲田卓次、青山護、高橋史安、森章、鈴木義夫、林裕二、横山一朗、矢澤秀雄。矢澤の分担は第1章(2~28頁)と第2章(30~52頁)で、合わせて50頁。本書は総頁数407頁である。