「Task-Based Lessonに関する実証的研究」
本研究は高校で広く実施されている訳読式授業の長所と短所を分析し,学習者が新出単語の意味の同定と辞書を引くことの煩わしさが原因で学習について行けない実態を明らかにした。そして,それに代る,予習において教科書本文の概要把握が目的のTask-Based Lessonを考案し,この方法での予習グループと教科書の全訳を要求されたグループの両者の学習の効果を公立高校の授業を通して実証的に検討した。査読ありpp.11-18.
『研究紀要』 関東甲信越英語教育学会発行
Vol.5