受け継がれる都市の原点として―パブリックスペースとしての鉄道の駅に求められる機能

財団法人日本交通文化協会「PUBLIC SPACE」創刊記念懸賞論文準優秀

駅のない筑波研究学園都市と駅を中心として都市が継承されてきた著者の故郷瑞浪市（岐阜県）の比較から駅の実体的・心理的中心性を議論し、同時に、そのポテンシャルが十分に活用されていないことを議論。駅の地下化によって駅およびその周辺の開発ポテンシャルが飛躍的に向上すること、駅周辺の商業空間に歩行者にとって安全な「ソフトカー」走らせるべきことなどを提案。