武器としての日本論―『日本論』から見た太載季陶の日本観―
中国国民党の理論家として知られていた戴季陶の名著『日本論』を通して、戴氏の「古き日本への賛美」、「現実日本への批判」そして「未来の日本への注文」など三つの部分からなる日本観を分析し、孫文以後の中国人の日本観とアジア主義観の変遷を検討した。
アジア文化
第18号